今日は3.11なので、私が東日本大震災を経験した時の話を書きたいと思います。
まあ結論から言うと、学校の避難訓練や引き取り訓練が全然生かされていなかったという文句です。
当時も一年に一回ぐらいの頻度で避難訓練や、引き取り訓練がありましたが、いざあれほどまでの大きな地震があった時には、先生方は皆「えっ、えっ、なに、、」って感じでした。
そして何よりも私の当時担任を務めていた先生は「上の階の生徒が騒いでるだけで地震じゃないよ!」と言っていました。
私たちがいた階が最上階だというのに!!!
そして”私の同級生”が、「皆!机の下に潜って!!」と言ってくれたのです。
正直あの友人が言ってくれた一言がなくては皆けがをしていたと思います。
私がいた地域は震度5強ぐらいで、地震があったときは三階にいたため、結構揺れました。
そして、地震が収まってからも先生からの指示が三十分後ぐらいに出て、そのあといったん校庭に出ました。
そしてまた教室に戻り普通に授業をし、時間割よりも一時間ぐらいだけ早く帰ることになりました。
もちろん親のお迎えなしにです!
だから、家に帰り、親に凄く心配され、部屋も凄いことになっていて、ニュースを見ると深刻な事態になっていて非常に驚きました。
そして翌日学校に行ってみると渡り廊下に亀裂が入り、今にも真っ二つになりそうでした。
よくよく考えてみると、地震当日に校庭に避難した時にその渡り廊下の下を皆通って避難していたのです。
もし、その渡り廊下が崩落していたらと考えると恐ろしくて仕方がありません。
そして何よりも、地震が来る直前に今までに聞いたこともないような「ゴーーーー」という地響きがずーと遠くから近づいてきたことが凄く怖かったです。
そして、まだ揺れを感じ始める前にすべての窓や扉が「ガタガタガタガタ」と揺れ始め、本当に言葉に出来ないほど恐ろしかったです。
ついに揺れ始めたときも、机の下に隠れているのにも関わらず机がものすごく動き回り、非常に長い時間周りの机とぶつかり合いました。
あの日のことはやはり何年たっても忘れることはありません。
この経験から言えることは災害が発生した時に実際に行動に結びつけることが出来るまで訓練をしなくては意味がないということです。
そして、大人になった今では自分自身で判断して避難することが出来るのですが、子供は大人が何としても守らなくてはならないということです。